活動内容

設立趣意書

高度成長期以降に整備した社会資本が今後急速に老朽化することを踏まえ、国土交通白書では、2013年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付け、老朽化対策を重点的に取り組むべきであるとしました。

社会資本のうち,道路橋では,建設後50年以上経過する割合が10年後には約40%,20年後には約65%と急増します。さらに当初想定していた以上の大型車交通量の増加、車両制限令の規制緩和による車両重量の増加、スパイクタイヤ使用禁止以降の凍結防止剤散布の増大などにより,厳しい使用環境にさらされています。そこで,国民生活の利便性を損なわないよう、今後も施設の長期健全性を確保し、永続的に安全・安心を脅かすリスクを回避するために、対症療法的な補修事業だけではなく、大規模更新の必要性が高まっています。

このような状況の中で、例えば東・中・西日本高速道路株式会社は 2014年1月に大規模更新・大規模修繕計画(概略)を発表し、橋梁延長約240(km)について大規模更新が必要として,2014年から概ね15年間で事業を展開することとしています。この延長約240(km)のうち,その大半の約230(km)はプレキャストPC床版を用いた鋼橋RC床版の取替が想定されています。

さらに、都市高速道路や一般国道,県道等における橋梁に加えて、トンネルや港湾の桟橋においても、プレキャストPC床版を用いた更新や新設等が見込まれ、既に多くの施工実績を有するプレキャストPC床版のさらなる普及が期待されているところです。

そこで,プレキャストPC床版技術の核となる継手工法の技術発展を推進し、耐久性,施工性,工期短縮等に優れた継手工法を有するプレキャストPC床版を提供し、社会貢献をするとともに,研究会会員の健全なる事業発展に資することを目的として「PC床版継手工法研究会」を設立する次第です。